明日に向かって捨てろ！！

本を買う時はほとんどネットで、１冊からでも送料無料の楽天ブックスかbooxで買う。昔はコンビニ受け取りとかもやったけど、今はそんな必要も無くなって便利になった。中古はブックオフオンライン。ブックオフは何冊かまとめて買わないと送料無料にならないので、適当な本を大量に仕入れる時に使う。でも、新品の方がやっぱり気持ちがいい。



スチャダラパーのBOSE著　『明日に向かって捨てろ』


今までため込んだ物の中で、何を捨てていくかというBOSE的元祖？『断捨離』。俺も必要ない物がたくさんあるので、そのうち本気でいろいろ捨てなければならない。




最近全く聴かなくなってしまったスチャダラパーは、初期のアルバム『スチャダラ大作戦』とか『タワーリングナンセンス』とかよく聴いていたんだけど、スチャダラパーと言えば最大のヒット曲「今夜はブギーバック」になってしまうのかなぁ。同世代の人からすれば心に残る曲、もしくはカラオケの盛り上がりソングって人も少なくないハズ。本当はスチャダラパーと小沢健二のオリジナルの方も懐かしくていいんだけど、かわい子ちゃん二人組の歌う方がいいだろう。HALCALIの方がアップテンポでカッコイイし踊りもカワイイ。それにしても、BOSEもアニも全然変わらないなぁ。



HALCALI＋TOKYO NO.1 SOUL SET　/　今夜はブギーバック　on You Tube

森の生活

ブックオフのオンラインで買った本が届いた。今回買ったのは、もう何年も前からずっと読みたかった本。『森の生活』ヘンリー・D・ソロー著。いくつかあるバックパッカーのバイブルで、バックパッカーが求める生き方が書かれている。彼らは孤独な長期旅行の際にもバックに入れて何もすることがない退屈な時間を過ごす時に読む本と、何かの本に書いてあった。バックパッカーじゃないけれど、それを見てからいつかは読みたいと思っていた。でもブックオフで買おうと思うと在庫切れだったり、「哲学書」ということでなかなか手が出ない。



結構厚い本で、やっと半分を読み終える。それにしても最初の５０ページ以上におよぶ能書き。２８歳の青年に労働、現代文明、必要最低限の生活、自然とは、豊かさとは等々、有識者っぽい鼻につく言い方や分かりにくい例え、難しい言葉でくどいように押し付けられている感じがする。“自分は正しく、何も間違っていない。自分で何でも出来て、何でもお見通し”人間的に友達にしたくないタイプだ。哲学って何だ？この時点でこの本を挫折しそうになった。でも１５０年前の名作らしいのだが、経済やビジネス、この現代社会にぴったり当てはまるエコや環境問題につながる事、なるほどとためになる事やいろいろ考えさせられる事も書かれている。本題である森での生活が始まってからは、いくらか読めるようになってきたような気がするけど、長期旅行者が暇な時間を潰す時に読む本というのもうなずける。よほど暇じゃないと読破するのは厳しい。いつも３ページ読むと眠くなる。母上様。この本も俺の人生も、ここまできて挫折しそうです。

【The Book】

定期的にパソコンからブックオフオンラインで旧作の安い本を何冊かまとめて買うので、これもそうだが基本的には新刊を読む事は少ない。ブックオフで売ってない本は、楽天ブックスでちょこちょこ買い足すのでまた読んでない本が増えてきた、少し読書をすることにしよう。普段ノンフィクションしか読まないが、久しぶりの小説はハマると一気に読んでしまう。


乙一×荒木飛呂彦　【The Book】　


『本の存在により、仗助は死ぬ』




【The Book】は「ジョジョの奇妙な冒険」の２０周年記念で、第４部のノベライズ。個人的には「空条承太郎」の【スタープラチナ・ザ・ワールド】第３部が好きなんだけど。



【The Book】は原作を読まなくても楽しめるが、読んだ方がイメージが浮かんできて良い。推理、サスペンス、アクション、人間関係、悲しい過去、最終的にはそれぞれのストーリーが一つにつながっていく。おもしろいけど、でも何か物足りない。それと迫力あるジョジョの格闘シーンを小説にするのはやっぱり難しいなぁ。



古書のようで雰囲気満点な装丁の、この本自体がスタンド【The Book】だったとは・・・