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海の家 [食べる・飲む]

今月2回目の新年会。今回は土曜の早い時間という事で、全く予約無しで集まった。土曜にしては少し人が多いかな。

新宿三丁目付近を攻めてみる。1軒目は、そばと天ぷら、刺身の店。「そばで一杯やるなんて大人だな」などと思いつつエレベーターを降りるとすでに店の中。店の入り口なんてあったもんじゃない。エレベーターのドアが店への入り口だ。ぼったくりバーか?学生時代の歌舞伎町の出来事が頭をよぎった。「いらっしゃいませ」とタキシードの様な制服を着た店員が、もう寄ってくる。ぼったくりバーは冗談としても、お洒落なバーとしか思えない。ロン毛のバーテンと、若いウエイトレスが客より大勢いた。純和風の店を想像していたので、階を間違えたのかと思って店の名前を確認する。が合っている。高級そうなこの店を、みんなこの想定外の先制攻撃に断ることすら忘れている。「じゃ、じゃあ入ろうか」「そっ、そうだな」情けない。ウエイトレスがやって来て「こちらでコートをお預かり致します」俺が着てるのはジャンバーだっちゅうの!

確かにそばも刺身も天ぷらもあったし、ワインやカクテルもあった。ビールで乾杯して刺身と穴子の天ぷら、焼き魚、そしてもう1杯ずつ飲んで店を出た。何か違う。高いし旨くない。


満席で断わられたりしながら2軒目を探して歩く事数分、入り口に活魚やカニやホタテやサザエが置いてある店を発見。その入り口は市場か魚屋の店頭を思わせる。その名も「海鮮酒場 丸港水産」ちょうど席も空いていたし、面白そうなので入ってみる。席に案内されて、お世辞にもあまりキレイとは言えない店内、立ち込める煙、持ち運び出来るような簡素なテーブル、イスに至ってはビール瓶のケースをひっくり返して板を敷いただけ。また失敗したと思った。しかし実際は生きたサザエやハマグリやイカを、自分たちで目の前で焼いて食べる。これ楽しくて最高!簡素なテーブルやビール瓶のケースのイスも、海の家を演出する為の立派な小道具だったのだ。それさえ楽しく思えて来た。問題は中身、新鮮なシーフードも安っぽいウインナーも酒も本当に安くて旨い。リベンジで穴子の天ぷらも食べたけど、さっきの店の半額以下でこっちの方が全然おいしい。


seafood.jpg
おすすめの店発見。こんな発見もあるけど、やっぱり新宿で飲むときは「ぐるなび」や「ホット・ペッパー」で探して予約した方が間違いないな。



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