日本印度化計画

ヨガには以前から興味があった。何故なら、昔から俺の体は異常に硬い。接骨院の先生に「今まで診てきた患者の中で３本の指に入る硬さだ」と言われたほどだ。体が何か窮屈だ。柔らかくなりたい。

それとヨガ＝カレー＝インドで、インドの文化にとても興味があって、インドには是非行ってみたい。死ぬ前に一度コルカタや、ヒンドゥー教の聖地ヴァラナシを訪れてみたい。ＮＨＫで去年放送の「菅野美穂　インド・ヨガ　聖地への旅」を見てから、沢木耕太郎「深夜特急」、中谷美紀「インド旅行記」、ゲッツ板谷「インド怪人紀行」、たかのてるこ「ガンジス河でバタフライ」、大槻ケンヂ「のほほんと熱い国へ行く」などインドに関する本を読み返したり、更に気持ちはインドへ。それより菅野美穂のヨガも英語力もなかなかのものだ。普段のテレビからは想像出来ない。見直した。

そんな訳で知り合いのヨガ教室に参加させてもらった。夢は、開脚で体を前に倒して、ほおづえを突いてテレビを見ること！！

美人の先生たちは涼しい顔して、ありえない格好をしている。こっちは股関節が、腿の裏が、腰が悲鳴を上げている。１０分を過ぎて汗が流れ出てくる。腕がプルプル震える。ギブアップ！ヨガを甘く見ていた。修行のようだ。筋トレのようにキツイ。休みながらなんとか着いていく。約１時間で最後は屍だか死神だかのポーズで終了。

普段は立って靴下を履けなかったり、足を伸ばして床に座ると、体が硬いので後ろにひっくり返るのだが、体が柔らかくなったのか今日は大丈夫。きっと長く続ければ、もっと柔らかくなる筈だ。知ってる人は知っている、超必殺技の精神統一「水魚のポーズ」や、「ヨガ　ファイヤー」も出来るようになるだろう。
ただし続ける事が出来ればの話だが。

ヨガ教室は昨日だったんだけど、今日は体のあちこちがプチ筋肉痛。夢は夢で終わりそうだ。「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ！」せめて前屈で指先が地面に付きますように。　
　ナマステ