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ハッピーフライト [旅行]

ジャカルタへ着いて乗り継ぎ便の出発まで約2時間。乗り継ぎカウンターに着くと、受付の若い女が5人で暇そうにしている。接客中以外は5人で楽しくおしゃべり、又は携帯電話をいじっている。乗り継ぎ便のチェックインを頼むと「係りの者が来ますので、しばらくお待ち下さい」。10分ほどして頼りなさそうなガリガリの若い男が来て、俺のパスポートを持って何処かへ行ったまま帰って来ない。また?


もうすぐ1時間が経つ。さすがの俺もイライラしてきた。「奴はいつ戻ってくる!いつまで待っていればいいんだ!」すると受付の女は30分前と同じ答え。「もうすぐ係りの者が戻って・・・」みたいな感じだろうけど、さっきのガリガリ君の事を、この女またMy friend・・・って確かに言った。アイツは本当にこの女のただの友達じゃないかと思えてきた。時間が無いんだけど、あの男は本当に大丈夫なのか?パソコンがあったらインターネットチェックインして、3分でボーディングパスなんてプリントアウト出来るのに!それより1番右の受付の女、机に突っ伏して寝てるぜ。


1時間20分待って、ギリギリでガリガリ君登場。急いで手荷物検査。搭乗ゲートへ向かうと、いきなり停電。待合室もパソコンも真っ暗で、携帯電話の明かりで搭乗券をチェックしている。普通バーコードをピッ!とかやるけどそんなのでいいの?緊急用の自家発電とか何か無いの?


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停電になった搭乗直前の待合室


ここにあるトイレの清掃員が、隣にある彼等の控え室のような所を指差して「あそこでタバコ吸ってもいいよ」と言ってきたが、もちろん空港なんて特に喫煙所以外は全て禁煙で厳しいハズ。乗客が入れるような所でもない。最後の最後でトラブルはゴメンだ。まさかここに部外者は入れないので、彼はもちろん空港職員に間違いない。親切で言ってくれたのだろうけど、もしチップを要求されてもこの国の通貨は持ってない。インドネシアって怪しくて適当で楽しそうだ。


帰りのジャカルタ~成田線の機材は、ANAの新造機ボーイング767-300ER。2010年11月就航のおろしたてのピカピカの飛行機。ビジネスクラスも新シート。機内もまだ新車の匂いがする。
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安定高度に達するとウエルカムドリンクにシャンパンが出てきた。座席も隣の席と大型ディバイザーで仕切られ、フルフラットとまではいかないが充分横になれる。ANAのビジネスクラス、なんか寝るのがもったいない。ビールでも飲もう。本格焼酎もある。俺は今までほとんど米系のエアラインばかり乗ってきて、乗ってみて分かったけど飛行機はANAに限る。エコノミークラスでもサービスが行き届いているし、CAは全て日本人で言葉が通じるところもいい。CAの見回り?!の頻度が多く、いろいろ頼みやすい。心をこめたおもてなし!

帰国してすぐにANAの全面協力、綾瀬はるか主演の映画「ハッピーフライト」がテレビで放送された。1回見たけどANAに乗って帰ってきたばかりなので、前回より親近感が湧いて楽しく見れた。意外とジーンと来る。ANAの好感度さらにアップ。

Happy Flight / Movie Trailer - on You Tube


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前菜はスモークサーモンの薔薇仕立てとローストチキンの取り合わせ


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メインに牛フィレ肉のソテー マッシュルームソース


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飛行機の中でミディアムレアで出せるんだ おいしゅうございます


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ビジネスってやっぱりいいな。マイルを使って乗れたけど、普通じゃ乗れないな。ラウンジは使えるし、乗るのも降りるのも荷物が出てくるのも最初だし、とにかく座席が広い。上等なスリッパも貰って帰って来た。宝くじが当たったらまた乗せてもらおう。






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リカ

ごちそう、美味しそうですね。(^-,^)

急に おなかが 空いてきました。
by リカ (2011-02-16 11:46) 

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