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MRTでセキュリティーチェック [旅行]

気ままな一人旅の最終日、チェックアウトを済ませて近くのタイ料理の食堂で朝メシ。ビーフンみたいな細い米の麺で作ったタイ風ラーメンで、エビやレバーや挽肉、魚のすり身のボール入りのセンミーナーム4S$(約280円)を食べる。

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店のおばちゃんがナンプラーと砂糖と唐辛子の3点セットを持ってきて、入れろというので入れた唐辛子が激辛。でもうまかった。好きじゃないけどパクチーも慣れてきた。



暑いし辛いし荷物は多いしで駅まで歩いたら汗だく。Tシャツ数枚の他は極力荷物は持って行かないようにしたんだけど、お土産を持ち帰るためのボストンバックとフリースがかさばって、短期旅行なのに意外と大荷物になってしまった。

俺のセクシーショット(お尻にタッチすると動きます)


MRTのカラン駅に着いて改札を通った所で、警備員に呼び止められる。ちょっとこっちへ来いとセキュリティーチェックの台の所まで連れて行かれる。背負ってる荷物を見せろと言うのでバックを開いて「これは靴でこれはシャツ、これはタオルとズボンで・・・」と説明してるとパタゴニアのフリースを指差して、「これは何だ?」と聞かれたので「これも服だ。いま日本は冬でとても寒いんだよ」と言うと、「なんだ日本人か。ホリデーか?ありがとう、行っていいよ。良い旅を」だって。俺はそんなに怪しいか?確かにサウナから出てきたみたいに、汗ビショビショで大荷物を持ってたけど。それにしてもこっちの人は汗をかかないのか、みんな涼しい顔して歩いている。

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カラン駅の近く


シンガポールの電車は無人で動くコンピューター制御で、日本より何年も前から切符は非接触のPASMOみたいなやつだし、全ての駅でホーム転落防止のため電車とホームの間にもう1枚自動扉があって日本より断然進んでいる。もうシンガポールのMRTは今回で完全網羅した。
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ラベンダー駅のホーム ガラス扉の向うは線路




JCBカードを持ってると荷物を無料で預かってくれる便利なサービスがあるので、JCBのラウンジで荷物を預けて、オーチャード・ロードに近いこの辺で面倒なお土産を買わなくてはならない。これからバックパックを背負ってあちこち移動する旅の時のお土産は、しおりや絵葉書やHなトランプやボールペンで勘弁してもらおう。いろいろ行って買って来てるし、もういいだろう。しかしお土産って面倒臭い。

さっきまで天気良かったのに、買い物を終えて外に出ると結構強い雨が降っている。今日はこれから空港へ行って、午後6時の便に乗らなくてはならない。雨に濡れてしまうので地下通路を通って、歩いて1駅戻って電車でJCBのラウンジへ帰る。これで30分のロス。さらにタクシー乗り場は雨のため屋根の外まで長蛇の列。屋根を求めて他のタクシー乗り場を探しだすも、さっきよりも長い列になっている。空港行きを断られた3~4台の乗車拒否も含め、結局タクシーに乗るまでに1時間10分、おまけに前の道は渋滞でなかなかタクシーが通りに出られない。「雨が降ってタクシーがつかまらなくて、飛行機に乗り遅れたので帰れません」携帯を取り出しもう少しで会社に電話するところだった。こんなアホみたいな理由は信じてもらえないだろうからやめた。でも帰りのフライトはビジネスクラスだったので、普段入れない豪華なビシネスクラスのラウンジで1杯飲んで、食べ物も出るらしいのゆっくりと優雅なひとときを過ごそう。そんな貧乏人根性で余裕をもって行動していたので助かった。が、空港の免税店で自分へのお土産でも買おうと思っていたのも全てダメになった。時間が本気でヤバくなってかなり焦ったが、タクシーの中で荷物もパッキングしてなんとか間に合った。


チャンギ空港第2ターミナルでチェックインを済ませ、これから乗り継ぎのためルフトハンザ航空でジャカルタまで行かなければならない。荷物は成田まで直行で行くようにお願いしたが、俺はスルーチェックインが出来ずジャカルタで乗り継ぎの手続きをしてくれとの事だった。チェックインをして荷物を預けてやっと一息つけた。俺の頭の中で勝手にビートルズの「Get Back」が流れ始めた。この曲が流れるとそろそろ旅の終わりを意味する。

The Beatles / Get Back - on You Tube

俺は旅に出ると頭の中で自然に流れる曲が3曲ある。まずワムの「Freedom」で、仕事をしないで旅行に行くワクワク感や、現地に着いてこれからの楽しみを考えると、なんか自由って感じがしてこの曲が流れる。


そして海外の古い建物や寺院や遺跡などは、いろんな色を使っていて非常にカラフルだ。それらを見ていると尾崎豊の「街の風景」の“♪無限の色を散りばめた 街の風景~♪”ってフレーズがずっと繰り返し流れる。俺の頭は壊れたCDラジカセだ。


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ルフトハンザ航空B747-400


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初のビジネスクラス。ルフトハンザ航空B747の前から2番目の席で、エンジンの音もエコノミーと比べるとかなり静かだ。思いっきり足をのばしても前の座席に届かないのは俺だけ?座席は電動で動いてほぼ横になれるくらいリクライニングする事が出来る。でもなんか足がスースー広くて落ち着かない。枕にトゲのような物が刺さってチクチクするので、抜いてみたら羽毛だった。羽毛の枕。ほう、そう来ますか。エコノミーの薄い枕や紙のような毛布とは大違いだ。


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シンガポールからジャカルタまで1時間40分のフライトなので、大した物じゃないけど機内食もちゃんと出た。ここでもご飯はタイ米。温かいパンのお代わりも持ってくる。食べ終わってしばらくするともう着陸態勢だ。よく見るとビジネスクラス5~6人しか席は埋まってなくガラガラだった。シンガポールからさらに1時間の時差がある、すっかり暗くなったジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港へ降り立つ。



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モンキー・S・ルフィー

贅沢しすぎ!ビジネスなんて・・・
by モンキー・S・ルフィー (2011-02-09 18:53) 

リカ

さわっちゃった!(^-^)

スタイル、いいですね~。
by リカ (2011-02-10 18:13) 

tanimaruGT

実は、脱いだらすごいんです!(お腹ポッコリ)
by tanimaruGT (2011-02-12 01:15) 

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