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潜入 [旅行]

マレーシアから再びシンガポールへ。国境で出国、入国手続きと、途中1回ドライブインでのトイレ休憩を含めて5時間の移動。行きも帰りも「シンガポール マラッカ エクスプレス」というバス会社。


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バスターミナルのあるマラッカセントラル


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チケット売り場 いろいろな方面へたくさんのバス会社が運行している


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バスのチケット。シンガポールで買ったマラッカ行き(写真上の青い)チケットは20S$(1,400円)なのに、同じ会社のマラッカで買ったシンガポール行き(下の赤い)は22MR(660円)。ここでもシンガポールとマレーシアの物価の違いがはっきりと。



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マレーシアはイスラム教が国教。マックやコンビニの店員、女学生にツーリストインフォメーションの受付、そうじのおばちゃんにイミグレーション職員、ムスリムの女性達はどんな職業にあっても頭にスカーフを巻いている。日本ではあまり見ない光景なので、ますます異国情緒があっていい。宗教上ハラルフードの証明書も貼ってある。マレー風のチキンライス「ナシ・アヤム」がうまそうだ。途中休憩したドライブインにて。


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そしてこのドライブインで、お土産に探していたドリアンキャンディーを買った。大好評だったお土産のドリアンキャンディー、なめると口から「うん〇」みたいな臭いを放つ。未だに誰も完食した奴はいない。


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シンガポールのバスターミナル チケット売り場と右が乗ってきた大型バス


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それにしても暑い


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あちこちで鶏がぶら下がっている

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マレーシアから戻ってきて、シンガポールで再び宿探し。面倒なので初日に泊まったエリアの似たような系列のホテル81。日本で予約するより現地飛び込みの方が若干割高だが、他をあたる時間がもったいない。宿の近くで海南鶏飯とタイガービールで遅い昼飯。シャワーを浴びてから向かうは・・・







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シンガポールに去年オープンしたカジノへ潜入。俺の泊まっている所から、電車とバスと徒歩合わせて1時間もあれば着く。俺が行ったのは2ヶ所あるカジノのうち、セントーサ島にある「リゾート・ワールド・セントーサ」

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近くにはユニバーサルスタジオ・シンガポールもある

カジノは外国人は入場無料だがパスポートが必要。カジノへ来たのは話のネタ程度で、そんなに熱くハマるつもりはない。持っているシンガポールドルだけで、カードや日本円は両替したくないし、本当は10万円くらい使いたいが金も無いので熱くなってもギリギリ200S$勝負!!!襟付きのシャツも着てきたし、勝ったらラッフルズホテルのロングバーで、シンガポールスリングがぶ飲みだ。

撮影禁止なので写真はないが、広いくてキレイだ。場内を軽く1周して、カードゲームやルーレットのミニマムベットが25S$と高額だったのでスロットマシーンへ座る。スロットもイメージしていたものと違って液晶画面の、賑やかで何が揃えば何枚出てくるのかもわからないほど複雑。

早速5セントのスロットへ座って3分で80S$やられる。ミニマムベットが40ベットだったので、1勝負回すのに2S$かかる。揃わなければ10S$が20秒で終る。恐るべしカジノ。5セントの台なんて子供だましの台であっという間に80S$負けるのか。少し冷静になろう。早くやりたくて台も良く見ずに焦っていた。一旦CM。5セントの台で5ベットから出来る台で軽く遊ぼう。遊んでるうちに制服を来たコンパニオンのような美しい若いおねえさんが、「メンバーカード持ってますか?」「メンバーカード作りませんか?」次々とやって来る。



コ 「メンバーカード作りませんか?」また来た、これで3人目だ。

俺 「いらないよ」

コ 「・・・・・」(笑顔)

俺 「た、タダで作れるの?」

コ 「もちろんです。メンバーになりますと、使った金額でポイントが付きます。食事にも使用出来ますし、メンバーはチケットも割引で買うことが出来ます。他にも駐車場%&:*+%・・&@・・」

日本語出来るやつはここにはいないのかね。英語で何言ってるのかよくわからないけど

俺 「へー本当!すぐ出来るの?」

コ 「はい。どこから来たのですか?」

俺 「日本」

コ 「パスポートを見せてください。それとこれに必要事項の記入をお願いします」

作る方向に持っていかれた。面倒くさい事になった。

俺 「これでOK?」

コ 「ありがとうございます。カードを作ってすぐに戻って来るので、ここでそのままご遊戯を続けてお待ち下さい」

俺 「わかった、パスポートは?」

コ 「カードに必要なので、出来たら一緒に持ってきます。グッドラック[黒ハート]
あまりにもおねえさん達がしつこい× キレイ○ なので思わず作っちゃったよ。


やってるうちにスロットの画面が赤く点灯したまま、うんともすんとも動かなくなった。店員を呼んでやり方を聞く。なんとかチャンスってやつに入ったらしい。画面の液晶を3つ揃うまで押してくださいとの事。揃った数の回数分のフリーゲームと当たった時の倍率がこれで決まるらしい。最初のスロットを含めてトータル110S$を使ったが、このなんとかチャンスで少し出る。掛け金を増やしたりしながらさらに遊ぶ。そういえばおねえさんがなかなか戻って来ない。5分、10分。なんか心配になってきた。確かにここの制服着てたし、監視カメラも売るほど付いてるし大丈夫だろ。


でも20分経っても戻って来ない。まさか・・・。1ヶ月以上かけて東南アジアを一人旅した事もあるし、旅行中の失敗談や危険な体験談、海外で気を付けるべき事なども紀行物や旅行記などが好きでいろいろ読みあさってきた。海外旅行も何度か行った事もある。危機察知能力は普通の人と比べてもあったはずだ。それなのに、まさかこの俺が。うかつだった。あーあ、海外でキレイな女に騙されてパスポートや金を持って行かれる。ありがちなパターンだ。日本に帰って話したらバカにされるだろうな。まいったな。日本に明日帰るのに、パスポート盗まれたなんて面倒くさいな。パスポートのコピーはあるけど再発行まで時間かかるのかなぁ。どうしよう。とりあえず店員に事情を話してみようか。でも、俺はロクに英語が話せない。英検でいうならば、8級程度の実力だろう。細かい説明は抜きだ。これから被害届けを出して、明日の朝イチで大使館に行かないと行けないので両替してそろそろ帰ろう。






「お待たせしましたー」さっきの彼女が俺のパスポートと、写真入りの出来たばかりのメンバーシップカードを持って戻って来た。戻って来てくれたんだ。俺はその女を強く抱きしめてやりたくなった。メンバーカードの説明も頭に入らない。逃げるように去って行く彼女に、心から「ありがとう」と繰り返した。


パスポートも戻ってきてひと安心。パスポートは写真を入れるのに使ったんだ。出来たばかりのカードを機械に挿入してプレイを再開。あの娘は幸運の女神だったんだ。110S$使ったのを(途中140S$戻して30S$勝ってた時もあったが)結局20S$負けまで取り戻した。換金はボタンを押すとレシートが出てくるので、これを両替機に入れると現金化される。


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メンバーシップカードと換金の15セントのレシートを記念に持ち帰り


帰り際にいろいろ見学しながらもう1周してみる。中国人がルーレットで騒いでいる。なんだこっちにはミニマム5S$もあったんだ。ルーレットもやりたかったな。いつかまた幸運の女神に会いにきてリベンジだ。







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コメント 1

リカ

色白ですね♪ (^_^)

一生の思い出ができて、良かったですね♪
by リカ (2011-02-09 12:59) 

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